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おしらせ

[救急症例検討会] 第129回救急症例検討会が開催されました。

2020.04.27


令和2年4月24日(金)午後5時30分より、大原綜合病院第1会議室において「第129回救急症例検討会」が開催され、2年次研修医の片寄菜生先生がプレゼンテーションを行い、司会進行を2年次研修医の福田裕也先生が担当しました。
本年度初回の開催となりましたが、新型コロナウイルスの感染防止のため「3密」を避け、全員マスク装着の上参加しました。

検討会では4つのグループに分かれ、活発にカンファレンスを繰り広げながら、鑑別診断を行っていきました。
プレゼンターの片寄先生には、患者さまの病態や検査結果について研修医から多くの質問がありましたが、患者さまを実際に診察していた片寄先生は質問に対する答えを的確に述べていました。
検査所見、画像を読影する場面では、今回が初めての参加となる1年次研修医が指名され、2年次研修医からの助言を受けながら、しっかりと自分の考えを述べる姿が印象的でした。
さまざまな疾患の可能性が検討されましたが、全グループが最終診断に辿り着くことができました。
片寄先生から「絞扼性腸閉塞」の症状や、症例の振り返りとまとめが述べられた後、副院長小児科鈴木重雄先生、総合診療科部長菅藤賢治先生より「1年間の研修でこれほど臨床力を養えたことは大きな進歩だと思います。これからがさらに楽しみです。」「先生たちの問診力が大切になってきます。疑問を感じたら上級医に伝えることが重要です。片寄先生の努力が伝わる発表でした」とコメントが述べられ、「第129回救急症例検討会」は終了しました。
片寄先生、福田先生お疲れ様でした!!